清田みくり「ピクニック」#4

写真家 丸谷嘉長 / モデル



 




●モデル/清田みくり……2002年8月20日生まれ。和歌山県出身。女優

平田薫 「白日夢」#3

写真家 栗山秀作 / モデル



●モデル/平田薫……1989年12月15日生まれ。女優。
https://www.instagram.com/hiratakaoru1215/

清田みくり「ピクニック」#3

写真家 丸谷嘉長 / モデル



 

 




●モデル/清田みくり……2002年8月20日生まれ。和歌山県出身。女優

清田みくり「ピクニック」#2

写真家 丸谷嘉長 / モデル



 



 

普段はお弁当を自分で作ることはないけれど、
ピクニックに行くんだったら、少しだけ早起きして作る。
 
ごはんは、おにぎり。
中身はピーナッツ入りの柿の種を砕いて、赤シソのふりかけを混ぜたもの。
ある日、お母さんが作ってくれて、とてもおいしかったから。
おかずは、卵焼き。
お母さんが作ってくれるお弁当には、必ず卵焼きが入っていた。
だから、卵焼きがあるととても安心する。
デザートには、みかん。
私は和歌山県の出身だから、冬になるとダンボール箱でみかんを買ってくる。
 
今回から3番目のテーマ「ピクニック」になった。
実は、1番目の「かさぶた」と
2番目の「水」の撮影のときは、少し遠慮があった。
それに気持ちの入れ方もよくわかっていなかった。
それを見透かされたのか、マネージャーさんから「気合を入れろ」と言われた。
 
だから今回は「やらなきゃ」と思ったし、好き勝手にやれたと思う。
自分の中で物語を作って、その主人公になった気持ちでやった。
謎の男を追いかけているんだけど、
その人がなかなか見つからないというストーリー。
ピクニックとはちょっと違うけど、気持ちは自然に出せたと思う。
 
勝負はこれから。

平田薫 「白日夢」#2

写真家 栗山秀作 / モデル



●モデル/平田薫……1989年12月15日生まれ。女優。
https://www.instagram.com/hiratakaoru1215/

森裕資 「フィールド」#1

写真家 森裕資 / モデル




山登りと山写真。
近所の裏山からテントを担いだソロ登山まで、登って愉しい山登りを実践中。
新しいロケ地を探す。
初めての山に登る。
撮ったことのない写真を撮る。
仕事も遊びも年中アウトドア!







































































森裕資……1970年生まれ。熊本県出身。フォトプロデューサー/ロケーションコーディネーター


【公式サイト】
http://www.countach.tv

清田みくり「ピクニック」#1

写真家 丸谷嘉長 / モデル



 

 



●モデル/清田みくり……2002年8月20日生まれ。和歌山県出身。女優

森七菜 #1 「死ぬこと」

写真家 丸谷嘉長 / モデル



 

森七菜 #1 「死ぬこと」







物心ついたときから、将来はお芝居をする人になると思っていた。


 
――2016年の夏、中学3年生のときに大分でスカウトされて、2カ月後にデビュー。これまでに5本のTVドラマと1本の映画に出演している。
















 

 

 

初めてのオーディションの時も、不安はなかった。
演技に自信があったからじゃなく、素人だったから。

何がいい演技で、何が悪い演技かがわからなかったから。
だから緊張もしなかったし、やっててすごく楽しかった。

 
シンデレラストーリーと言われることもあるけれど、ふだんの私はとっても運が悪い。
テーブルの水はよくこぼすし、忘れ物はしょっちゅうだ。

ただ、周りの人には恵まれていると思う。
こうやってお仕事をさせてもらえるのは、自分を支えてくれる人に恵まれているから
もし私に運があるとしたら、“自分を支えてくれる人に出会える運”だけだと思う。

 
「実力があるから、ここまで来たんじゃないか?」というのは、とても意地悪な質問だ。

実力がないと言ったら、今まで自分を選んでくれた人たちに失礼になってしまう。
だから「ない」とは言えないけれど……。それは本当に意地悪な質問だ。


 















 

 

「人生で一番大切なもの」は、やっぱり自分を支えてくれる人。

自分だけじゃ、どうにもならないことが絶対にあると思うから。

そういうときは誰かに助けてもらうことが必要になる。

私は人とのつながりで生きているから、自分を支えてくれる人は大事にしたい。

 










 

 

 

今回のテーマは「死ぬこと」だった。
「気になることをあげて」と言われて、選んだなかのひとつ。

 
夜、寝る前にベッドの中にいると、なぜだか死ぬことを考える。
「死んだあとは無になるのかな」と思うと、死ぬのが怖くてひとりで泣く日もある。

 
年齢で考えると、私よりも先に母が亡くなるはずだ。
そうなると、母とはもう話もできないし、ハグすることもできない。そして私が亡くなると、今度は弟が寂しがるんじゃないかと思って、死ぬのがどんどん怖くなる。

 
だから、できれば死んだ後も同じように、みんなで一緒に生活をしたい。
誰かがいなくなるのは嫌だから、願わくばこのままの世界が永遠に続いて欲しい。

 
私は、いつも人とのつながりを考えている。
自分の人生の中で一番大事にしているのは、やっぱり人とのつながりだ。




















「生きててよかったこと?」と聞かれても、わからない。
ふつうのインタビューだったら「出たかった映画に出演が決まったこと」と言えるけれど、今回のテーマは「死ぬこと」だ。
本当にわからない。ごめんなさい。

 
「人間の嫌なところ、好きなところ」……。
だんだん質問が難しくなってくる。

 
虫とか葉っぱだとか他の動物たちからは、あんまり気持ちが伝わってくることがない。
AI(人工知能)は、そもそも気持ちがないらしい。
でも、人間からは気持ちが伝わってくる。

誰かをねたんだり、バカにしたり、嫌ったり。
そういう気持ちを持ってしまうのは、人間の嫌なところかもしれない。

 
人間の好きなところは、例えば、鼻がかゆくなったらかいてしまうような“人間味”。
だって、AIはかゆいという感情はないと思うから。
そんな素直な感情や仕草が、人間の好きなところ。

 
……あれ、もしかしたら、人間の嫌なところと好きなところは同じなのかもしれない。











――2019年は「Last Letter」(岩井俊二監督)、「地獄少女」(白石晃士監督)という2本の出演映画の公開が予定されている……。

 
お仕事を始めたときは演技をするのが楽しかった。
けれど、その後、少し楽しくなくなってきている。

それは「いいものを残さなきゃ」という思いが高まって、役より自分が強く出てしまうから。
だから、自分の演技がおかしなことになっている。

 
でも最近は、それを解決する方法が自分なりに見つかった。
今は楽しい方向に向かっている。

 
え? 解決する方法? その内容は秘密。
言葉にすると効果がなくなってしまいそうだから……。


 

森七菜 Nana Mori

2001年8月31日生まれ。大分県出身。女優

  • 2016年夏、大分県でスカウトされ、2カ月後にCMデビュー。

  • 2017年、映画「心が叫びたがってるんだ。」、ドラマ「先に生まれただけの僕」(日本テレビ)、「東京ヴァンパイアホテル」(Amazonプライム・ビデオ)に出演。

  • 2018年、ドラマ「やけに弁の立つ弁護士が学校でほえる」(NHK)、「魔法×戦士 マジマジョピュアーズ!」(テレビ東京)、「イアリー 見えない顔」(WOWWOW)。

  • 2019年 映画「Last Letter」、「地獄少女」が公開予定。


 

 

平田薫 「白日夢」#1

写真家 栗山秀作 / モデル



●モデル/平田薫……1989年12月15日生まれ。女優。
https://www.instagram.com/hiratakaoru1215/