余白の肖像

余白の肖像

 

彼女はよく笑う、

 

どんな時でも笑顔を絶やさない

 

彼女は言った、笑顔じゃない顔も知りたい、

 

「周りにどう思われているのか」

「自分が写真をみてどう感じるのか知りたかった」

と、

 

カメラの前に立った彼女は、

やっぱり笑顔だった。

 

迷いや不安も、

時間と共に

彼女の中で何かが変わっていくのが分かった、

 

ほどけていく体と心、

 

そこには静かな余白と

静かで強い意思の彼女が佇んでいる。

 

私はまだまだ知らない彼女を撮り続けていたい、

 

余白の肖像を。