日常にほんのり、スパイスを

 冨田真佐子 /model SAKI

日常にほんのり、スパイスを

 

ある日の午後、彼女は知らない街へ降りたった

 

行き先は決めずに、ぶらぶら歩く

普段とは違う日常風景に、彼女は瞳を輝かせていた。

 

 

 

途中で見つけた花屋に立ち寄り、

部屋に飾る花を買った

 

いつもと違う、匂い、空気、

青空を見上げて、深く深呼吸をした。

 

 

 

“日常にほんのり、スパイスを”

 

 

 

そう言って彼女は微笑んだ