ライプツィヒの少女はトーキョーの夢を見る。 1/4
写真家 栗山秀作 / モデル みずき
まだ何ものでもない全くの素人の女の子。
ただカメラの前に立つ存在になりたいと撮影をお願いされた。
今回の作品は難しいコンセプトもテーマもない、ただ彼女は初めてカメラの前で表現することを経験し
僕は、みずきというひとりの少女が何者なのかを知るためにシャッターを切り続けた。その記録である。
どうかあたたかい目でご覧頂き、夢に向かって歩き出した少女を応援してあげたいなと
思ってくれる人がひとりでも増えてくれれば本望です。 栗山
みずき17歳
現在、ドイツ、ライプツィヒ在住。
お父さんはオランダ人、お母さんは日本人で両親揃ってプロバレエダンサーという家庭に生まれた温泉が大好きで、ちょっとツンデレで、でも人懐っこい不思議な女の子。日本が大好きで、将来は日本に住んでファッション誌やCM のモデルさんのお仕事を夢見る今はまだ普通の17歳。
初夏、うみべにて #1
写真家 末光美幸 / モデル 和田慶史朗
6月とは思えない夏空の三浦半島。自由に走り回り海に入り無邪気に笑う。
空を見上げると和田くんと同じように自由に飛び回るトンビがいた。
和田慶史朗
1995年6月12日神奈川県生まれ
2020年 舞台 飛龍伝2020(新国立劇場)
2021年 舞台ロミオとジュリエット(東京グローブ座)
2021年 舞台夏の夜の夢(吉祥寺シアター)
2022年 帰ってきた蛍〜令和への伝承〜(俳優座劇場)
2023年 僕は人魚(岸田今日子記念 円・こどもステージ/シアターX)
2023年 オミソ(赤坂レッドシアター他、栃木県・富山県)
特技 剣道(二段)
撮影 末光美幸
邪馬台国に行きましょう #6
写真家 コバヤシモトユキ / モデル ゆきめ
邪馬台国に行きましょう#6
Another DREAM HORIZON
回想#1
冬の寒い朝だった。卑弥呼の墓と言われている福岡県みやま市の権現塚古墳に登る。
もしここが本当に卑弥呼の墓だったらこの周りは大きな国が栄えていたはずだ。
今では誰も訪ねる人もいない。ここをかつての大国だと主張する人もいない。
モデルと写真家は大きな力を感じようとやってきた。
今後、卑弥呼のイメージを共有するのに大切なことのように思えた。
思い出は突然、季節の風に乗ってやってくる。
回想が心を揺らして、東京に住む日々の生活に突然現れる。
黄昏時の暗いベランダ、涼しい風に変わった窓の外を見る。
邪馬台国を夢みて撮影に駆け回った日々が強烈に蘇ってくる。
作品、DREAM HORIZON は邪馬台国、現在に残る太古の遺構
それらを組み合わせて理想の邪馬台国を構築するというプロジェクトです。
ここではポートレートに特化してスピンオフ版とも言える
”時間旅行 邪馬台国に行きましょう”を連載させていただきたいと思います。
※本編の「DREAM HORIZON 邪馬台国伝」は7/23より開催中の写真展「Behind Memories 時の記憶」で展示しております。写真展情報はこちら
DAWN
写真家 大江麻貴 / モデル 竹本柚香(美少女図鑑2024)
DAWN 夜明け、暁、曙
暗闇から光が溢れて輪郭をとらえる 役を生きる その瞬間は確かに在る
左向きの怜生
写真家 丸谷嘉長 / モデル 怜生「美少女図鑑2024NegativePop賞」
邪馬台国に行きましょう#5
写真家 コバヤシモトユキ / モデル ゆきめ
邪馬台国に行きましょう#5
雨の日と、アンドレイ タルコフスキー
屋根のトタンに強く叩きつける雨音が響いていた。
その女性は窓の外を見ていた。
それがこのモデルさんとの出会いだった。
いや2回目だったか。よく覚えていない。
それから撮影の時にはよく雨に降られた。
晴れていても突然、運転できないほどの豪雨に襲われることもあった。
彼女に会う時、思い出すのがタルコフスキーの映画だ。
惑星ソラリスのヒロイン ハリー。
ハリーは霧と共に現れる、惑星ソラリスが作り出したイメージだ。
彼女は邪馬台国を追いかける自分に向けて、卑弥呼の魂が作り出したイメージに思えた。
現世に生きる人を装い自分の謎を解いてもらうかのように感じた。
雨は日が暮れるまで降り続いた。
作品、DREAM HORIZON は邪馬台国、現在に残る太古の遺構
それらを組み合わせて理想の邪馬台国を構築するというプロジェクトです。
ここではポートレートに特化してスピンオフ版とも言える”時間旅行 邪馬台国に行きましょう”を連載させていただきたいと思います。
※本編の DREAM HORIZON 邪馬台国伝 は7/23より京都NODE HOTELにて[Behind Memories時の記憶]展で公開されます。