邪馬台国に行きましょう#13

写真家 コバヤシモトユキ / モデル ゆきめ

邪馬台国に行きましょう#13

時間旅行

時間が全てパラレルワールドであるならば、卑弥呼の時代もこの地球の何処かに存在するのかもしれない。

いつの頃からか卑弥呼がモデルのゆきめさんに乗り移り卑弥呼や邪馬台国の謎を解かせているのかもしれない等と空想をはじめている僕がいる。

ゆきめさんはどんな不気味な場所に行っても驚くような事はない、どんな遺跡に行っても、幽玄な態度は変わらない。

撮影中以外はいつも空気のような気配があるだけだ。

僕はこんな写真を眺めている10年後を想像している。

2034年、邪馬台国見つかる、卑弥呼の金印と共に、、、

そんなネットニュースを見ている。

ああ、彼女は何処かで幸せにしているだろうか?

そんな自分を想像している。

たまには連絡くれてもいいのになとか思っているだろう。

10年の歳月を懐かしんでいるだろう。

家族や友人に囲まれて幸せに暮らしているだろう。

僕はきっと作品を見ながら撮影した日々を、時間旅行を楽しんでいるだろう。

 

 

 


 

作品、DREAM HORIZON は邪馬台国、現在に残る太古の遺構

それらを組み合わせて理想の邪馬台国を構築するというプロジェクトです。

ここではポートレートに特化してスピンオフ版とも言える

”時間旅行 邪馬台国に行きましょう”を連載させていただきたいと思います。

関連商品、私家版作品冊子、など以下BASEにて販売もしております。

興味を持っていただけると幸いに思います。

https://kobamoto777.base.shop/

 

 

邪馬台国に行きましょう#12

写真家 コバヤシモトユキ / モデル ゆきめ

邪馬台国に行きましょう #12

 

謎を解く

小学生の頃、学習か科学か家に配られる雑誌があった

その中に邪馬台国を見つける少年と老人の物語があった。

最後はどこに辿りついたのか?阿蘇か?大分か?かなり現実に基づいたコミックだったように思う。

幼少期の記憶は大人になっても深く残っている。

 

みやま市に長谷水門という弥生時代からの遺跡が存在する。

周りが海で海水に囲まれた地では山からの水が人々の憩いの場所であった。

邪馬台国を知る上でこれらの水門は大きな手掛かりになるはずだ。

 

この土地に住む梅野さんは約70年前、小学校の時に東大の発掘隊が女山を調査する時に同行している。埋蔵物のほとんどが持ち去られ、かつて女王山と呼ばれた女山も半分が建設資材として削られてしまった。

少年時代の梅野さんはどんな気持ちでその情景を見たのであろうか。

 

推理は推理でしかない。

もし卑弥呼がここにいたら何を言おうとするのだろうか。

ゆきめさんという不思議なモデルさんと出会い推理を共有することで、今までの研究者とは違うインスピレーションに出会うかもしれない。

 

そんな仮説を実行したが、反対に卑弥呼の仕掛けた罠にはまってしまったのかもしれないと思うこともある。

それがどんなことでも自分は受けていきたいと思う。

苦悩のない結果なんてたかが知れている。

どんな苦悩も厭わない。

卑弥呼、邪馬台国というテーマに挑むということは写真家生命が終わるまで続くことになるだろう。

この記録を未来の子供たちや遺跡の保存を支える若者たちに伝えたいと思う。

この地に住む人の思いも代弁しながら。

 

 

 

作品協力 長谷水門 梅野泰生さん

 


 

作品、DREAM HORIZON は邪馬台国、現在に残る太古の遺構

それらを組み合わせて理想の邪馬台国を構築するというプロジェクトです。

ここではポートレートに特化してスピンオフ版とも言える

”時間旅行 邪馬台国に行きましょう”を連載させていただきたいと思います。

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archive

写真家 丸本凛 / モデル

 
全国から一つの場所へ集まり、ボランティア活動を。
 
またの再会を願ってさよならをする。
 
私はたったの一回だけしか活動ができていない、でも写真があれば語れる、記憶として残っている。
 
風化させない、忘れない、
 
現地で出会った人は皆んな強くて、気丈であった。
避難所には動物が入れないため、傾いた家にワンちゃんとあの一月から暮らし、「しょうがない、しょうがない」と言いながら私にいろんな話をしてくれた男性がいた。
 
 
名前も知らぬ誇り高き尊敬する全ボランティアの方に、そして、
 
現地の方、
 
ボランティアへ送り出してくれた心友に
 
 
 

邪馬台国に行きましょう #11

写真家 コバヤシモトユキ / モデル ゆきめ

邪馬台国に行きましょう #11

 

広い空に手をかざして

 

日田市 小迫辻原遺跡は卑弥呼のいた時代に大きな豪族の建物、宮殿、集落があった場所とされる大規模な遺跡だ。

しかし今は菜の花畑が広がる更地となっている。

空にはカラスや鷲などが飛び交っている。住居というには信じられない高台。古代はこの前まで海があったのだろう。

 

厚い雲の中に太陽が見える。

草原の中、瞑想のようにじっとしているゆきめさんを見ている。シャッターは切らない。自分も大地と雲の織りなすドラマに身を委ねる。

古代の神秘に触れる時間を別々に楽しんでいる。

 

 


 

作品、DREAM HORIZON は邪馬台国、現在に残る太古の遺構

それらを組み合わせて理想の邪馬台国を構築するというプロジェクトです。

ここではポートレートに特化してスピンオフ版とも言える

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まるで、maboroshi #2

写真家 TOMIIYoshihito / モデル 藍川きあら

静かに息づく乗り場

安堵と寂しさは紙一重

記憶はマボロシのように

穏やかを纏う光

温かさと切なさが交錯する

マボロシの静寂

まるでマボロシ

事実は記憶に溶けて

いつしか憧れへと

 

 

あとがきにかえて

 

前作『余韻に溺れる』から一年と少しが経ちました。

ようやく、前作の続きを撮ることができ、少しだけ安堵しています。

 

彼女が表現する儚さや、穏やかな孤独感に少しだけ近づけた気がしますが、まだまだ遠く感じる部分もあります。これからも写真を通して、彼女の深淵を見つめ続けていきたいと思います。

 

記憶は美しく、そして儚いものです。

歳を重ねるごとに、私の中でノスタルジアがより深く、強くなっていきます。本作では、そのノスタルジアを再現したかったのですが、ノスタルジアとは、再現できないからこそ儚く美しいのだと改めて気づかされました。

事実が記憶となり、やがて憧れへと変わっていくことを知り、写真との関わりに新たな変化が訪れる予感がしています。

 

このような時間を持てたことに、彼女に心から感謝しています。

 

 

2024/10/25

tomii yoshihito

 

 

 

藍川きあら

Aikawa Kiara

1998年5月7日生まれ

神奈川県出身 | 167cm | 女優

美少女図鑑アワード2019 竹石渉監督賞受賞

・2021年7月、短編映画「to…」光役

・2024年6月、映画「言えない秘密」音大生役

・2024年10月、NTV「離婚弁護士スパイダー」第1話

Instagram:aikawa_kiara_official

まるで、maboroshi #1

写真家 TOMIIYoshihito / モデル 藍川 きあら

ノスタルジア

まるでマボロシのように

記憶の森へ消えてゆく

過去に佇む

初めてなのに懐かしい

マボロシの痕跡

 

 

 

 

 

 

 

 

 

後編に続きます

(10/31に公開予定です)

 

 

 

藍川 きあら

Aikawa Kiara

1998年5月7日生まれ

神奈川県出身 | 167cm | 女優

美少女図鑑アワード2019 竹石渉監督賞受賞

・2021年7月、短編映画「to…」光役

・2024年6月、映画「言えない秘密」音大生役

・2024年10月、NTV「離婚弁護士スパイダー」第1話

Instagram:aikawa_kiara_official

邪馬台国に行きましょう#10

写真家 コバヤシモトユキ / モデル ゆきめ

邪馬台国に行きましょう #10

邪馬台国があった村にて

ここは堤という地区、あたり全体が田んぼの中に盛り上がって存在している。

弥生時代、周りは海に囲まれていたかもしれない。

堤古墳群、神功皇后に征伐された人々の塚という説もある。

撮影中、一人の50代と思しき男性と目が合って話を聞いたことがあった。

この辺りに邪馬台国伝承はないですか?と聞くと、男性は、

80年代くらいですかね、作家の松本清張さんの本で書かれてあったのか、その頃は随分盛り上がりましたね。

いつからか、邪馬台国は行政の方で奈良県にあったということにされてしまって、それからは何もないです。

昔が懐かしいですね。自分は子供だったけれど、多くの人でこの辺は賑わっていました。今は、、、うーん、どうですかね、邪馬台国は本当はどこにあることになっているんですか?

地域の見所を案内してくれる気さくな方だった。

自分の意見では、伊都国(糸島)あたりから、水行10日で遠賀川先端の田川市あたりに行き、そこからは通れない地域を避けて道なき道を進み、久留米からみやま市あたりが邪馬台国として、陸行1月で向かったのではないでしょうか。と自説を説明した。

 

ゆきめさんは夕陽の中、村を探索している。

不確実な推理より、自分の感覚を信じて漂っているようだ。

彼女にとって卑弥呼とは何なのであろうか?

答えは出ないことはわかっているのだけど、彼女の笑顔をみると何かが見えたのかもしれない。

 

 

 


作品、DREAM HORIZON は邪馬台国、現在に残る太古の遺構

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EVERGREEN

昨日みた夢はコバルトブルーの、2

写真家 丸谷嘉長 / モデル 畠中夢叶

私はいつも濃い口紅を塗る。

 

自分の中に理想の自分がいて、

高すぎる理想に追いつけない自分がとても嫌だ。

高校生の時メイクを始めて、濃い口紅を塗ったとき、理想の自分に近づけた気がした。

人より血色の悪い自分の顔が、少しだけ、光を放つように明るくなる気がした。

 

気弱な私を、強くしてくれた。

 

それに気づいたら、濃い口紅を離せなくなった。

 

常に筆箱に、ポケットに、口紅を入れ、何度も何度も塗り直した。

 

濃い口紅をつけていないと不安で、変に思われるんじゃないかと葛藤した。

そこはかとない不安に、ずっと囚われていた。

 

この撮影では、濃い口紅を塗らなかった。

でも、不安じゃなかった。

撮影に関わる全ての方が、本気で向き合ってくださったからだと思う。

背伸びしなくても等身大の自分で、受け入れてもらえたことが嬉しかった。

 

 

「偽りの強さを纏わなくても、 弱さがあってもいいんじゃないか」

そう気づけたから、

もう濃いリップは要らない。

 

 

畠中夢叶 (はたなかゆめか)

2005年8月13日生まれ。19歳。大阪府出身。身長166cm。

第46回ホリプロタレントスカウトキャラバン準グランプリ。

TBS「王様のブランチ」にブランチレポーターとしてレギュラー出演中。

ニックネームは”ゆめてぃ”。

 

 

Hair&Make   佐藤寛

 

as usual / 早乙女ゆう

写真家 舞山秀一 / モデル 早乙女ゆう

その見た目は真実とは程遠い

写真家は、自らの理想を被写体を使って描き出す、女優は写真家の為に別の人格を表現する。